特別なものはいらない

あなたは外国に出かけるにあたって、
何が一番大事だと思いますか？
　

語学力？
教養？
日本人としての誇り？
体力？
　

はい、どれもこれも大事です。
でも、もっとだいじなものがあるのを忘れていませんか？それは、
輝くばかりのあなたの笑顔です！
　

どんなに知性と教養を備えていても、
難しい顔をしている人に親しみを覚える人はいないでしょう。

ひょっとしたらあなたは難しい学問を修めた博士かもしれません。

またある人は、世界中の文学書を読破した凄い知識人かもしれません。

その知識と教養は、それなりの評価は得られるでしょう。
しかし、評価されることが目標なの？競争することが目的？
　

あの、もうそういう時代は終わっていると思うよ。
　
学位も肩書きも一度横において、
まずはあなたのステキな笑顔を相手の方にプレゼントしてみてください。

もう、これで、草の根の交流は十分成功していますよ。
次のステップは、それからですよね。
　

勉強家のあなたは、きっと沢山の知識を蓄えてきたことでしょう。
その努力は決して裏切らないと思います。

でも、それに笑顔を添えてくださいね。
手間もお金もいらない最高のプレゼントですね。

草の根の国際交流

一人ひとりの出会いが、私達の人生を彩ってくれています。
　
それが日本人同士の出会いであれ、
外国の人との出会いであれ、
つまるところは一人ひとりの出会いの積み重ね。
　

もしこれから外国に出かける予定があるなら、
それがたとえ企業や学校などの組織での活動の一環であっても、
結局のところは個人と個人の出会いによって
成り立っているんだということを、心に刻んでいて欲しいのです。


決して難しいことではないのです。
　
つまり、やはり一人ひとりが、
日本を代表しているんだということなのね。
　

わー、これって責任重大です。
　
相手の国の人たちは、あなたの行動や言葉を通して、
日本という国を理解しようとしています。

今は、テレビやインターネットで、
世界の様々な情報を入手できるようになりましたが、
それでも、普通に生活している人は、
それほど外国人には出会わないものです。


やはり、何かの特別な機会でしか、外国の人には出会わない。
となると、やはり、留学などで来てくれた人を、
どうしてもその国の代表として見てしまいます。
　

どうか、日本人のすばらしいところを伝えてきてね。
なかなか海外に行く機会のない私には、
あなたに期待するしかありませんから。


ガンバだよ！

尊敬の念

日本という国は、

最近でこそ若干その国力にかげりが見えてきているものの、
やはり豊かな国の一つだと思います。


そして、だからこそ、あなたは留学ということも、
大昔の日本人が味わっていたような苦労を感じないで、

実行できたんだと思います。
　



しかし、ここでうっかり思い違いをしてはいけないと思うのは、
日本が豊かだからといって、
決してあなた自身がそのことを当然のことと思ったり、

現地の方に上から目線で接してはいけないと思います。



きっと、あなたの今を形作っているのは、
あなた自身の努力のほかにも、
様々な外的な要因があったと思うんです。


両親の理解と応援、学校の支援、
そのほかにも様々な支援を気づかないにしても受けているはず。


ちょっと硬い話ですが、
やはり感謝の気持ちを持っていてほしいですね。
　


お互いを尊敬しあってこその人的交流ですから。


そして、この尊敬の念とは感謝にほかなりません。
　

何だかちょっと難しい話になって恐縮ですが、
結局のところ、留学という素晴らしい機会をさらに
素晴らしいものにするには、


相手の国への心からの尊敬の念を持って旅立つことが大事だと思います。

語学、文化、それから

留学とくれば、語学、文化交流、技術交流などなど。


その目的は様々だと思います。


でも、根底にあるのは、人との出会いだと思います。

外国で出会う人たちとの、素晴らしい交流ができれば、
その留学は、どのような形態のものであれ、
とても有意義で楽しいものになると思います。
　



人との出会い。ステキ！
　


日本にいれば一生で合えなかったはずの人たちに、
あなたは出会うことになるのです。
　


その方達との出会いを、どうか大切にしてくださいね。
人によったら、生涯にわたって、交流を続けることになるかもしれませんね。
　

人間同士の交流に、日本人も外国人もないと思います。
　

親切でフレンドリー、熱心に学ぶ姿勢と、
日々を心から楽しもうという姿勢でしょうか。


こんな当たり前のことが、留学にも大事なんだと思います。
　


現地の方は、あなたとの出会いから得られる印象を一生持ち続けることでしょう。
そして、それはとりもなおさず、日本という国への印象にほかなりません。
　


こう思うと、なかなか責任重大だね。

簡単な料理を作ってあげよう

留学といっても色々あります。


かなり真剣に学位をとるために、外国の大学で学ぶものから、
ホームステイをして、現地の生活を体験するというものなど。


人によって、その目的も様々なら、留学の形も様々です。
　


そこで、ここではホームステイを例にとって、
ステキな思い出作りのアイデアを書いてみたいと思います。



つまり、お世話になるだけではなく、
できれば、相手の方に何らかのプレゼントをすることを考えてみようと思うのです。
　


勿論、それなりに費用を払っているでしょうから、
その家庭が世話をしてくれるのは当たり前、
と思う向きもあるかもしれません。



でも、この態度は必ずしも、
あなたの留学を実り多いものにするとは限りません。
　


たとえば、先方のお宅の了解が得られれば、
何か日本のお料理を作って差し上げるのはいかがでしょう。



これは、立派な国際文化交流ですよね。



別に難しいお料理を作る必要なんでありませんね。



簡単なものでいいんです。



散らし寿司、厚焼き玉子、ほうれん草のおひたし、
お味噌汁、魚の塩焼き、ステーキを和風のたれで食べてみるなんてどうでしょう？
　

もっとよいアイデアもきっとあるよね。


ぜひ、ワクワクしながら相手の方との交流を楽しんでくださいね。

外国を理解するということは自国を理解するということ

あなたはどれほど日本の歴史のことを語れますか？

そして、政治について、日本の経済状況について、
どれほど語れるでしょう？


これらは、日本語で話すのも大変です。

なぜなら、やはり、ある程度の時間をかけて、
資料を読んだりまとめたりして、
自分の頭の中にインプットしなければなりませんから。
　


こうやって、日本語で話をするのも、
内容によっては骨の折れる作業です。


ましてや、これを英語で話すとなると、
これはさらに骨が折れます。


もしあなたが、何の予習もなく、外国に出かけて、
現地の人と仲良くなることができたとしても、
全く用意をしていない状況では、
決して深い内容の話はできないと思います。



つまり、留学以前に、ある程度の日本に関する常識を身につけてから、
出かけて欲しいなと思います。
　



一冊ノートを用意して、様々なテーマを自分で書き出します。

そして、左のページには日本語でまとめたものを書き、
そして右のページに英語で書いていきます。


こうすれば、いざ何かの質問を投げかけられても、それほど慌てなくてすみますね。
　



他国を学ぶことは自国を学ぶことに他なりませんね。

日本のことを説明できますか？

海外に一度でも行ったことのある人は、
みな、口を揃えて言うことがあります。


それは、外国に行って、
かえって日本のことが理解できた、
ということです。



そして、もっと自分の国のことを理解することが必要だなって、
そんなことを思って帰国するんだそうです。
　


留学に旅立つ前は、外国の文化や言語に心がときめいていて、
ただただワクワクしながら、
場合によったら、あまり地に足がついていなかったりするものです。



でも、留学を終えて日本に帰ってくると、
以前にもまして、日本という国のことを真剣に考えるようになるんですよね。


これも、留学の果実だと思います。
　

でも、できれば、留学前にも逸る心をなだめて、
じっくりと日本の国のことを説明できるように、
ある程度の勉強をしておくことがお勧めなんです。
　



外国に行くのに日本のことを勉強するの？
　

ちょっと変に思いますか？
でも、海外の人は、あなたを日本人の代表として見做しますから、
あなたの責任はなかなか思いのですよ。




日本の政治、経済、文化、庶民の生活、年中行事などなど。
学ぶことは山のようにありますよ。
　


留学って、出発する前から既に始まっているんですよね。

タグ：祖国愛 留学経験 留学帰国

日本人とばかり話さないで

よく耳にすることなのですが、

海外に留学した日本人学生は、
日本人同士でかたまってしまうとのこと。


これでは、何のための留学なんだか。


もったいないですよね。
　


でも、いざ現地に行くと、
なぜか気後れするというのも分からないではないのです。


周りを見れば、同じ留学生であっても、
日本人以外の学生達は実にうまくコミュニケーションンを取っているようです。
　


そこで、できれば、
あなたも同じように積極的に周りの人たちに溶け込んで、
コミュニケーション能力を高めていければ言うことありません。



ただ、どうでしょうね。

人それぞれ性格も生い立ちも違いますし、
誰も彼もが積極的に動けるわけではないのです。
　


私に何か言えるとするなら、
ある程度努力をすること、そしてそこからは自然に任せて、
日々の学習を楽しんで、ということでしょうか。




無理は禁物です。
　


留学という夢を実現しただけでも素晴らしいのです。


そして、色々な準備もクリアして、
外国の地に降り立ったのです。



単なる旅行とはその心構えが違いますよね。



もう、それだけで、沢山のことを学んだことでしょう。

これも立派な学習です！
あまり自分に厳しくしないでくださいね。



その上で、ベストを尽くしてください。

タグ：日本人学生 海外留学 留学学習

ホームシックにはきっとなりますよ

日本で暮らしていても、
実家から遠く離れれば誰でもホームシックになりますよね。



それが、もし外国で、となると、
さらにホームシックの程度はかなりのものになるでしょう。
　


それでも、一旦留学に踏み切ってしまったら、
そうおいそれとは帰ってこれませんよね。



勿論、とっとと切り上げて帰国するという選択肢もありますけれど、
ここでは、その選択肢はちょっと横においておきましょう。
　


さて、もしホームシックになったらどうしましょう？


まず、日本を発つ前に、ある程度の準備はしておきましょうか。


たとえば、好きなお菓子を持って行ったり、
愛読書をカバンに入れておいたり。


何かしらほっとするものを持っていくとよいでしょうね。
　


次に、現地でのことですが、
頼りになる先輩や先生と日ごろから親しくしておくことです。



そして、時々に的確なアドバイスをしてもらうことですよね。
　


たぶん、一月もしないうちに、現地の生活にも慣れてくるでしょうし、
そのうちに日本に帰るのが厭だわ！
なんて気分になってきますからね。
　



夢の実現というのは、もうそれだけでステキなのですから、
ホームシックの経験もその貴重な学習の一環ととらえて乗り越えてくださいね。

タグ：留学 ホームシック 留学先

旅立つ前に

夢が叶ったそのとき、あなたは何を一番に考えますか？
　

いよいよ、長年の夢が叶うんだ！
そうですね、ワクワクを思い切り味わいましょうか。

そして、最大限多くのことを学ぶことですよね。
できるだけたくさんのことを、吸収してこよう！

きっとそんな希望で胸は一杯だと思います。
　


それでは、その貴重な留学という機会を最大限に活かすには
どうすればよいのでしょう。
　
まず、考えられるのは、日本人とばかり話していないで、
現地の人やその他の外国の人たちとどんどん話をしてみることです。


よく耳にするのが、せっかく外国に留学しているのに、
日本人はついつい日本人同士で固まっているということなんです。

これでは日本にいるのとあまり変わりませんものね。
どうぞ勇気を出して学んできてください。
　

留学という冒険に踏み出すだけの勇気のあるあなたなら、きっと大丈夫。
　
そして、現地の人たちと仲良くなれたら、さらにパーティを企画してみたり、
自分の国のお料理を振舞ってあげたりなどして、
積極的にあなたの気持ちをかたちにすることが いいと思います。
　

give and take!
　

もらうばかりではいけません。
こちらからもできる範囲でいいから、何かを現地に残してきましょう。